4月映画鑑賞レビュー その1 アカデミー賞は伊達じゃない
- ムーンライト ★★★★
これは見るべきです。
静かだけど強い、人間のお話です。
アカデミー賞作品賞を獲るだけのことはあります。
- T2 トレインスポッティング ★★★★
これも、20年前の前作を見た人は見るべきです。
超ヒット作の続編を20年後に作るというかなりのプレッシャーの中
なかなかの良作になっています。
- リンカーン弁護士 ★★★
マシュー・マコノヒーがいいですね。
法定ものが好きな人は見るといいと思います。
法定ものはたいてい、弁護士ないし検事が最後どのようにその事件を決着させるか
というところが見所です。
この映画ももちろんそうで、罪を犯した人間を弁護しないといけない弁護士が
その人間をどのように扱うのか、仕事として弁護するのか、
はたまた、犯人としてどうにかしてしまうのか。
この映画はなかなかトリッキーです。
- ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 ★★
タイトルと、オープニングの映像を見て、
ああ、なんかパニック系のつまらない映画っぽいな…と思ったのですが
意外と面白かったです。
科学的なことはさておき、
その事件がどのように起こっていたのかが複雑で良かった。
途中もちょっと混乱しそうになりましたが、
最後にはすっきり種明かしされて良かったです。
ハリウッド映画なんかにもありそうな内容ですが、
日本人、韓国人の映画だと妙に現実感があります…
相変わらず西島秀俊はムキムキでした。
真木ようこはちょっとしか出てきません。
キム:ヒジョンがかわいい。
- ヴィクトリア ★★★
これ、ずっとワンカットなんです。
なので時間の流れが登場人物と同じ。
ワンカットで24形式をやっている。
そのせいか、映画の中で夜が明けてきたとき、
現実にも夜が明けたような感覚になりました。
ワンカットで常に主人公を追いかけていく映像、構成は良く見ものです。
お話の内容はまあ、普通。
EMシステムズ +10%で利益確定
先月購入したEMシステムズの株200株をすべて売却しました。
+10%、34,000円の利益確定となりました。
先日書いたように、売り注文を出していたので本日売ることができました。
私、1,870円で売り注文を出していました。
今日の高値は、1,870円ぴったり!
高値を付けた直後株価は20円程下がって今日はそのままでしたので、
今日の高値ぴったりで売り抜けるというラッキー!!
いやー、ラッキーですね。
そう、こういうの、ラッキーと思っておかないといけません。
サラリーマンなので、常に高値で売る、底値で買う、ということはできません。
今回は、1ヶ月以内くらいの期間で+10%で利益確定という
割と理想的な取引ができました。
そしてやはり、売買注文を入れておくことのメリットを実感しました。
買い付け余力ができたので、何か買いましょう。
ドラッグストアーの株価
先日WBSでドラッグストアーの売り上げが大きくなっているというニュースを見ました。
百貨店を抜いてコンビニに次ぐ二位。
そして成長性はコンビニ以上のようです。
確かに、最近のドラッグストアは食料品、日用品を結構売ってますし、
夜遅くまで営業している店舗もありますし、
コンビニのような感覚にもなってきました。
私の住んでいる地域もここのところ
ウエルシアが増えてきたなーと思っていました。
見てみると、株価がかなり上昇していますね。
店増えてきたなーって思ったころに株買っていれば
今頃結構な利益になっていたかもしれません(笑)
以前、WBSで他のドラッグストアーがこれから来る、という話題があった後、
株価が上がっていました。
TVで報道だれたようではもう手遅れではあるのかもですが、
株価は買いたい人によって決まるので、
TVの影響は結構大きいですね。
読書レビュー 関ヶ原
まあ、司馬遼太郎は素晴らしい。
中でもこの関ヶ原、かなり良作では。
日本人誰もが知っている関ヶ原。
岐阜にあるんですよ?
在来線の旅をしていた時、
ぼーっとしてたら関ヶ原駅ってのに着いてびっくりしたのを覚えています。
歴史の地名って、今も残ってますからね。
違う地方の人間には歴史上の地名でしかないんだけど、
実際に目の当たりにすると、「ここかー!」って。
関ヶ原へ向かう岐阜、大垣の場面、
関ヶ原での陣取りの場面では
グーグルマップを見ながら読みました(笑)
さて、この小説、関ヶ原の闘いへ向かうまでの
家康と三成の行動がメインです。当たり前ですが。
この二人の違いが実に面白い。
三成って、なんかなぁ…負けるべくして負けたんだなーって印象を持ちます。
確かにそうなんだけど。
物語中はへいくわ者で、人の気持ちも考えられない三成には
いい印象はなかなか持てません。
しかし物語の終盤ではそんな三成に対し、
なんて不器用にしか生きられなかった人間なんだ、という印象に変わり
愛らしく思う気持ちすら芽生えます。
これは島左近の気持ちと一緒なのかもしれませんね。
多分司馬遼太郎もそうなんじゃないかな。
関ヶ原その時までの、各地の大名の動きを
いろいろ書いてあって、非常に面白かった。
私の出身地の殿様はそういう経緯で関ヶ原に臨んでいたのか!と。
司馬遼太郎の調査力に脱帽。
全国各地の大名がこの闘いへ様々な思いで臨んでいた、すごいなぁ。
司馬遼太郎の盛り上げ方はすごくて、下巻はもう一気に読みたい。
島左近、大谷の戦いなんて、涙です。
島津の退却劇も面白い。
そして、最後、密かに天下を狙っていた黒田如水で終わるところなんて最高ですね。
今年映画化されるそうですが、
どうでしょうかね。