2018年映画ランキング
2018年は新たに74本の映画を観ました。(目標は100本でしたが)
個人的Top5を紹介します。
ちなみに私の一番好きな映画はセブンですので、そう理解してください。
非常に難しいですが…接戦です。
1位 ノクターナル・アニマルズ 4.5点
まあ、破壊力は結構大きかったですね。
オープニングで度肝を抜かれる感じ。
そしてやっぱいいところは、復讐劇なんですけど、
その復讐の仕方が素敵なところ。
最後の終わり方が素敵すぎるところが最高だったと思います。
2位 女神の見えざる手 4.5点
同点ですが。
こっちも主人公がキレキレである点、
ラストシーンの儚さが秀逸です。
そしてロビー活動という世界を垣間見えた点もよかったです。
3位 アイ,トーニャ 4.4点
ザ・アメリカっていう点、おぼろげながら覚えている実話である点、
ハーディングの周りみんなが馬鹿な点、
ハーディングの這い上がり魂が素敵。
4位 わたしは、ダニエル・ブレイク 4.3点
このランキング内では至極まともな社会派映画。
非常にあるあるで、今の日本にも共通する話。
5位 犬が島 4.0点
犬が島はなんかよく分からんけど面白い。
5位 ザ・スクエア 4.0点
ブラックヒューマンすぎて面白い。
あるある感があり、人間って面白いな…と思う。
以下、高評価だった映画は下記。
3.9点 ボヘミアン・ラプソディ
家へ帰ろう
ペンタゴン・ペーパーズ
グレイティスト・ショーマン
3.8点 ニュースの真相
3.7点 RAW~少女の目覚め~
3.6点 スリー・ビルボード
ほとんど劇場で観た映画がランクインしましたね。
ちなみに2018年残念映画は
クワイエット・プレイスと脳男でした。
2018年の特徴として、私はアマゾンプライムビデオをよく利用するようになりました。
無料で観れるものもあるし、有料でも100円で観れたりする時もあります。
なのでツタヤへ行く機会がずいぶん減りましたねー。
まあそれはどうでもいいとして、
今年もたくさん映画を観たいと思います。
12月度映画鑑賞レビュー2
音楽系の映画が多いです。
ボヘミアン・ラプソディ ★★★
これぞ魂の歌。なんて歌詞なんだ…。
クィーンのことはそんな詳しくないし有名な曲しか知らないけど、とても面白かった。
劇中で流れた曲は全部よかった!
ロックでありキャッチーであり、
魂がこもっている。
ボーカルが強くてメンバーとの確執なんてのは
バンドマン映画としてはありふれた中身ではあるけど
フレディの生い立ちなんかは知らなかったし、歯のことも知らなかったし、映画観てよかった。
イギリスでは決して地位の高い存在ではなかったわけで、
その流れがオアシスなんかにつながるのかな…と勝手な想像。
まぁとにかく歌は最高だ。
メンバー4人とも確執はあっても、音楽にかんしては素直に「いいものはいい」とベクトルが合っていたところが素晴らしかったのだな。
ライブの直前、トレーラーでメンバー4人だけになったとき、ちょっとドキッとした。
ラストのライブ、超絶20分フルなんて、なんて粋なんだ。
でもこのパッケージはちょっと安っぽいよね。。。
アリー スター誕生 ★★★
こちらもレディ・ガガが主演して話題の映画。
ただ同時期にボヘミアン・ラプソディがいるのは不運。
サクセスストーリーとしては至って普通のお話。
かなりのあれよあれよというシンデレラストーリー。
ただシンデレラになった後の王子様が…いろいろあるよね。
いろいろ止められない王子様、いいよね。
そんな展開、良かったです。
ブラッドリー・クーパーの言葉、
「魂の底まで掘り下げないと…長続きしない。…嘘だと飽きられる。」と。
正にその通りですな。
最近良く言いますが、歌は魂。
映画はレディ・ガガの歌唱力に拠るところは大いにあり、
このステレオタイプ的な内容にしてはちょっと長く途中若干中だるみ感あり、
ステレオタイプなら最後までステレオタイプ゚でもよいのでは?と思ったり。
ブラッドリー・クーパーは普通に歌手になれそうだけど、監督業はまだまだですな。
モダンライフ・イズ・ラビッシュ ★★★
これは知名度低いと思うけど、UK音楽好きなら見ていいかな映画。
観客1人、映画館独り占め成功!
リコリスガールって映画の中で主人公が歌う歌、いいじゃん!
やっぱアーティストは心の底から何かを生み出してこそ響くものを伝えられるんだよね。
ステージに魂を…ってあの変なおじさんの言ってたことはその通りだと思う。
その歌が、彼の心の叫びなのかどうか、最近の日本のミュージシャンにはそれがあるかい?
表面上のそれっぽい歌詞だけで何も伝わって来ないんだよ。
それはさておき、UK音楽好きならまぁ、見てよいかな。
たくさんのCD、困るよね、捨てるに捨てられない。
彼の名前はリアム、だけどブラーとレディオヘッドが好きってのがいけてる(笑)
アメリカ人に「レディオヘッド嫌い、却下」て言われてめっちゃしょんぼりするとこ最高。
男女のお話は半ば単純青春もので、最後の演出もそれそのものではあったけど、
ライブのとこは良かったし、
まぁ音楽が良かったので⚪。
家に帰ろう ★★★
とてもいい映画。
ストーリーとしては単純なものではある。
頑固親父のロードムービー。
特別ドラマチックな事が起こる訳でもない。
それでも、ホロコーストというバックグラウンドを持つこと、
70年の空白の重みは良く伝わってきた。
意地でもドイツの地を踏みたくない、という下り、
「ああ、そういう感覚なのか」とちょっと思った。
それは僕たちの世代では想像に及ばない思考なのだと思った。
それが当事者の気持ちの重みなのかと思った。
前述したが、それほどドラマチックな事が起こるわけでもない、
それなのに、
最後に家へ向かうシーンでは涙が溢れる。
70年も約束を果たさなかったこと、会えるのも会えないのも怖い…という言葉、
当時の映像や幻覚なんかも取り入れ、主人公のバックグラウンドをしっかり理解できたからだと思う。
人生の終わりで何をやり残したのか、そんなことを考えたくなりますな。
キャロル ★★
うーん、あんまり理解できず。
というか、二人の心情があまり入ってこなかった。
それは私が男性だから??
男性の同性愛の映画の方が多い(様な気がする)中で新鮮ではあったけど。
ああ、モンスターとかあったな、あれは凄かった…。
そういう時代もありましたよっていう映画なのか何なのか…。
とりあえずルーニー・マーラーは可愛い。
エル/ELLE ★★
何と言ったらいいんだろうか、変態映画だよね…。
伝えることは何も無いでよいのか?
皆が皆変なんだよね。
変態だし何か間違ってる…。
共感とかそんな話ではないし共感されても困るし。
この映画は女性讃歌だ、みたいなことを書いてる人もいるけど、
それでいいのか?
芸術的意味があるのか分からんし
世の中に何かを投げかけているとも思えんし、
これが監督なりの投げかけであるなら
僕は嫌いだ。
少なくとも映画としては面白くなかった。
12月度映画鑑賞レビュー1
12 月は駆け込みで割と映画みました。
「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: ジェームズ・ニュートン・ハワード
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2018/11/21
- メディア: CD
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一応鑑賞。
続編に対する繋ぎという立ち位置のみの映画で、前作よりは面白くなかった。
不覚にも途中寝てしまったこともあり、
だから何だか大事なところを理解していない気がする…。
まぁ続編ありきの100%エンタメ映画なのでこれでいいとも思うのだが、
にしてもちょっと中身が薄かったような感は否めない。
途中寝た人間に言われても説得力はないが、
逆に言えば私は人生の中映画館で寝てしまったことは3回しかないので、それなりなのだろう。
でもまぁ、何だかんだ言って楽しめるし面白いから良い。
続編に期待しよう
クリード チャンプを継ぐ男 ★★★
私ロッキーシリーズを殆どまともに見てないのですが…面白かったです。
「ボクサーはその生い立ちがそのスタイルに大きく影響する…」
この主人公は父親がロッキーの親友でもあるボクサーだったため裕福だし賢い。
彼女にも「不良っぽくない」と。
アメリカのスポーツ選手でもアーティストでも、
やっぱり這い上がりの人はすごいと思う。
モチベーションがね。
その点ではこの主人公はどうだったのか、その点は描いてるようで描いてないけど。
とは言え、これ以上無いくらいの分かりやすいボクシングムービー。
ダウンのシーンではこみ上げるものもあるし、
主人公、マイケルBジョーダンがカッコいいんだよね。
そしてロッキーは、やっぱ彼女を大事にさせるんだね(笑)
彼女もいて、続編もあるし、次も見たいと思う映画。
負け犬の美学 ★★★
次もボクシング映画だけど趣はずいぶん違う。
まあまあ面白かったし胸にこみ上げるものも若干あった。
よくあるパターンではあるものの、
主人公からも感じる映画全体に漂うどこか淡々とした感じが良かった。
体温低い感じ。
ずっと前に諦めたサラリーマンような、でも好きなんだろうね、ボクシング。
家族が幸せそうなところが良いし、娘がかわいい。
どうでもいいけど、
原題はsparring、相変わらずこの手の邦題は好きじゃない。
「美学」とすることで見る前から印象を押し付けることになる。
ニュートラルな意識で見れないのである。
彼が負け犬かどうか、それが美学かどうかは観客がそれぞれ解釈してよいのである。
MERU ★★★
まぁすごいですね。
実際の登山家の話で、ドキュメンタリーではあるけど、
しっかり映画になってる。
引いた映像、なんちゅうとこ登ってるんだと。
あれは本当の映像なのかな?多分本物なんだろうな。
3人のヘッドライトが山肌で光ってるとこ。
大怪我、事故を乗り越えのチャレンジ、
登山家としてリスクを考えること、
それはチャレンジなのか無謀なのか。
あのような冒険心は誰も少なからずあるものだけど
実際にやっちゃう人達、凄いわ…。
フレンチアルプスで起きたこと ★★
これも山が舞台ではあるがとんでもなく趣は違う。
ううむ。
雪崩が起きたシーン、夫の行動が事の発端なのだけど、
あきらかに「ああ…」てなるよね。
それからの夫婦、子どもの空気が変わるのが凄かった。
てゆーか子ども可愛そうすぎだわ…。
結局なんなんだろう…って映画。
あるあるシチュエーションでもあって、
これこそ、自分がそうだったらどうすんだろう、映画ではある。
当事者になったら…息もできんわ…。
ただフランスっぽい丸投げ感、説明しなさすぎ感が強いので僕は若干苦手。
ヨーロッパ人らしく、夫婦でも曖昧さを残さず、
お互いの認識を合わせようとしていた下りは面白かった。
むしろ曖昧さを残しておきたい日本人とは全く違う。
その旅に廊下で夫婦会議(笑)
人間のバカらしさのようなものも垣間見えるブラックヒューマン系。
2018年の投資を振り返って 株式、投資信託
さて、下記2018年を振り返る記事を書きましたが
株式、投資信託は個々ではどうだったでしょうか。
2018年の株式売買状況は下記です。
いくらか新規購入しましたが、現在はすべてです評価額マイナスです。
がっくり。
2017年に購入したものも含め利益確定した銘柄は5件。
利益確定により得られた利益は約37万円でした。
ちょっと動きが少なかったですね、基本的に評価マイナスだったので
損切せずにほったらかしにしていた結果です…。
下記は2018年の日経平均ですが、私は1月、2月、5月あたりで数件購入していました。
1年の中ではそう高値の時ではないかなとも思いますが、
もっと長期で見たら2018年は結構株価高いので、
もうちょっと利益確定しておけばよかったかな、とも思います。
投資信託はというと、
保有分評価額は2017年末比ではー4%でした。
保有分の評価額が減ってしまったのはちょっとショックですね。
しばらく何もいじってないので、ぼちぼち中身の見直しをしようかと思います。
MONEX、SBI、さわかみともあまり大差無しでしたね。
年末株価下落で私の総資産も、12月のボーナスがちょうどキャンセルされるくらい減ってしまいましたし
2018年の私の投資はいまいちでした。
2019年はもう少し頑張りたいと思います。
まずは損失キャンセルを。
2018年の投資を振り返って
すでに2019年になり株式市場も始まりましたが
2018年の投資の状況をまとめました。
昨年末の振り返りは下記記事にて。
投資の損失をプラスに転じることを2018年の目標としています。
結果としては目標未達成。
そして損失は2017年末の-3.5%から-4.6%と大きくしてしまいました。
年末の株価下落が結構響いてはいますが…。
ということで今年の目標も
「マイナスをプラスに転じること」
を継続です。
新聞等によると2019年の経済の動向はあまりポジティブな意見は無いようですね。
国は最長の成長基調とかなんとか言ってますが、よく分かりません。
なんとなく最近、いろんな物の価格が高いなーと思います。
スマホや家電なんかがその例。
ただそれは、ルンバやダイソンなど、海外ブランド品や国産でも高性能な物に対してで、安い家電はたくさんありますし、
ユニクロや100円均一で生活には事足りる多くの物を買えます。
そして多くの人は後者を求めています。
物価が上がってるのか、下がってるのか、経済力が上がってるのか下がってるのかよく分かりません。
昨年ミャンマーを旅行した際、思ったよりも物が安くないな…という印象を受けました。
10年くらい前のアジアではびっくりするような安い値段で物が買えたのを覚えています。
それこそ5円とか10円とかいうレベルで食事できたりしました。
でも今はすくなくとも数100円レベルです。
観光客向けとはいえ、マッサージ店(健全なやつね)では2~3000円かかります。
日本でもチェーン店のマッサージ店なんか、1000円とかからやってるとこありますよね。
それだけ経済力の差がなくなってきたんだな、と実感しました。
これは今後益々促進されて、日本は中国一強のアジアその他に飲み込まれるかもしれません。
外国人労働者なんかについてくだらない議論(議論とも呼べない)をしているような国は
もはや明るい未来はないように思います。
このインターネットに支配された世の中でこれから社会に出る子ども達は、
世界中の優秀な頭脳と闘わなくてはいけません。
これまで教育のや海外留学、移住の機会を得られなかったアジア、アフリカの優秀な人達がガンガン出てきます。
就職した日系の会社で上司が外国人ってのもざらにあると思います(日本を選んでくれればですが)。
そうならないと日本経済は終わるように思います。
もしくは経済成長を諦めるかですけどね、私はそれもありと思いますが。
とはいえ、日本、世界というくくりがなくなる世界で、
自分で生きていくためにはやはり自分で考え行動することが必要です。
私も今年はその点について自分の身の振り方をどうするか考えたいと思います。
冬のボーナスゲット
冬のボーナスをゲットしました。
夏のボーナスと1円単位で同じ額です。
ボーナスと同時に、
上司と先期の考課のフィードバック面談が行なわれます。
夏と同額だったので当たり前ですが、
評価は先期ステイ、とのこと。
なかなか目に見えた成果を出すのも難しく、
目先の成果のために日々仕事をするのも研究者としてはどうなのかと思ったり。
企業で研究している以上、それは通らない理屈というのも理解できますが。
企業はお金を稼いでなんぼです。
社会的貢献とか、人のために、とかいろいろ言いますが、
結局は殆どの企業は経済発展のために存在していて、
私たちはその歯車にしか過ぎません。
日本の企業であれば日本の経済発展に貢献しているわけです。
しかし、もはや経済発展って?という疑問を持ってもいい時代に生きる私たちです、
嗜好品を売る企業の存在意義とはなんなのでしょうか。
11月度映画鑑賞レビュー
11月は映画を4本しか観ませんでした…
ネオンデーモン ★★★
こういう映画、ネオノワール系というんですかね?
クレイジーな映画で嫌いではないです。
あまり映画に慣れていない人にはお勧めできません(笑)
とんでもない展開になります。
もっと普通にモデル業界のクレイジーさが描かれるのかと思ったら、
思いっきり極端にデフォルメしてサイコ要素をぶち込んだ感じです。
後半は怒濤の変態性が炸裂。
一体いつの間にこんな映画に…(笑)となること間違いなしです。
スノーデン ★★★
世間を賑わせたスノーデンの映画。
さすがアメリカ。
とはいえ、きっとロシアも、または日本だって程度の差はあれ同じようなことはしてだろうな。
なかなか緊迫感があって、実話とう観点からも面白いです。
ただ、ラストへの盛り上がり方は同じく巨大組織に対する暴露ものである
ペンタゴンペーパーズやスポットライトに比べるといまいちでした。
まあ、
やった行動自体はメモリにコピーして持ち出すという動きの少ないことだから、
トムクルーズみたいなことしないのでエンタメ映画的には盛り上がりに欠けるかもですね。
「リーダーが代われば…」ってセリフがあり、
映画内ではオバマ大統領の映像が度々差し込まれていました。
今、スノーデンは何を思っているのか。
判決、ふたつの希望 ★★★
中東が舞台で宗教、人種のスクランブルな社会派ドラマです。
世界の中でもトップクラスの宗教の交差点である中東レバノン。
イスラエル、パレスチナという我々には体感できないディープゾーン。
キリスト教とユダヤ教。
法廷ものだけど、裁判の進行やどんでん返しをメインとしているという訳ではなく?
やっぱその背景にあることに焦点があたります。
時として最近のイラン映画のように胸がキリキリ痛むような苦しい感じではなく、
程々にエンタメしてるので見易いことは観やすいです。
潜入者 ★★
普通の潜入捜査ものです。
潜入先の相手と仲良くなってしまい…てやつです。
本当の妻の前で潜入キャラを演じないといけないシーンはなかなかでしたね。
最後の時の裏切られた犯罪者側はどんな気持ちなんだろうか…。