2019年3月の投資状況
2018年度も終わりました。
来週から2019年度です。
私の投資状況は全く芳しくありません。
保有株式はほとんどマイナス評価…。
殆どが損切りできずに塩漬け状態です。
先日窪田製薬の株を買い、一瞬ストップ高でかなり利益がでましたが、
3日天下で今はあれよあれよとマイナス評価…。
やはり欲を出さずちゃんと売り注文を出しておかないといけません。
これ、何回も何回も繰り返してること…
センスないですね。
投資信託はまずまず頑張ってくれてるのでまだ生きながらえてますが、
株式はどうしたものか、
2019年もプラスに転じることはできないものか…。
損切りせずにどこまでいけるかってのを試してみたくなっておりますw
一応、株式は余剰資金でやってますので、
当面困ることは無いです。
追加の資金投入もしてないので、この点は、自分ルールを守れていて良かったと思っています。
2月度映画鑑賞レビュー その2
ローマンという名の男 ★★★★
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これは面白い映画。
デンゼルワシントン、凄すぎ。
この人、本とに自分を消してどんな役にでもなれるのですね、
もうローマンにしか見えないのだよ。
最近多い実話物は、実際に人物がいて、
何を考えていたのか、どんなバックグラウンドがあったのか、
というヒントを得る事ができる。
でもこの話はフィクション。
2時間には到底ローマンの全てを描くことはできないのだから、
そこをローマンがどんな人間かを表現するのが俳優なわけで、
デンゼルワシントンはそれが凄いのだよ。
なんかこういう、それまで裏方だった目立たない人が…っていう話、
日本的で日本人は好きな話かなぁ、て思うけど、
(窓際サラリーマンの活躍とかメガネ女子が可愛かったとか…)
意外とアメリカだとそう多くは無いのかもね。
と、特典映像見ながら思ったりした。
アメリカはヒーローの国だからね。
なんか、1回映像で映った同じ道で事件が起こったりと、
何か伏線みたいな映像もあったりして、伏線ってほどではないんだけど…
上手い作りだったように思う。
まあ、何はともあれ、デンゼルワシントンありきの映画。
確かに彼じゃないと成り立たないような映画。
面白かったです。
アニマルズ 愛のケダモノ ★★★
母は強し。だな。
何だか、そこが印象に残ったなぁ。
自分の事を非難されても、
なりふり構わず娘を助けようとする。
うん、やはり母は強し。
方や、背景はよく分からないのだけど、
ダメ男(ダメというレベルではないが)に共依存してしまう女。
非常に理性的で観察力鋭かった娘。
彼女は女の共依存の内面を見抜いたのだな。
彼女に比べ、あの女は圧倒的に人間的に弱かった。
だから最期のシーンは、彼女はスルーなのだな。
オーストラリアというのは時にこんなシリアルキラーが現れるのか?
どこの国も時にはそうか…
気持ちのいい映画ではないが、
同じオーストラリアのスノータウン程胸くそ悪くはなかったし、
ちょっと身構えてたけどグロくもなかった。
でも事実は最高に胸くそ悪い。
女3人の比較が面白いところである。
愛のケダモノってなに…
ヒトラー ~最後の12日間 ★★★
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ヒトラーの最期に焦点を当て、
ドイツ軍上層部内部の様子なんかを描いていて他の戦争物には無い感じで良かった。
また別の側面も知れた気がする。
もう最期の方はぐだぐだだったんだね…。
酒浸りの軍人達は何?
現実逃避の?パーティーは何?
ヒトラーの最期の姿というよりは、
ドイツ軍上層部の最期の姿を強く描いてるような感じ。
うむ、なんだか日本軍と同じだね。
命令に背くものは銃殺し、
総統に忠誠を誓い、降伏するくらいなら自殺する。
同じじゃん…。
歴史上随一の教養大国であり合理的思考大国であるドイツでもああなってしまう、
戦争とは恐ろしいものだ…。
(これ最近読んだ本に書いてありました(笑))
教養無い大国の、教養の無い大統領だとどうなることやら。
原題のUNTERGANGてのは没落という意味みたいですね…。
今そうなろうとしてるのは…。
2月度映画鑑賞レビュー その1
ファースト・マン ★★★
ファースト・マン オフィシャル・メイキング・ブック ビジュアル&スクリプトで読み解くデイミアン・チャゼルの世界
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この監督、セッション、ラ・ラ・ランドの監督ですが、
だんだん普通になってきてるような気がしますね…。
宇宙もので緊迫感を伝える際の効果音、機械的な音と無音ってのは
もはや定番になっているのだけど、
この映画で月面着陸するシーンはクラシック?的な音楽が流れており、
不思議な気持ちになった。
そこは良かった。
宇宙ものというよりは、たまたま宇宙飛行士という職業である人間の話。
でもそこがあまり掘り下げられる感じもなかったかな。
終わり方にはこだわっているようで、
最後のガラス越しの夫婦の表情はどんな風にも受け取ることができる。
観た人によって感想が違いそうですね。
そこはみんなで話すのも面白いかも。
ルイの9番目の人生 ★★★
粗筋からは、どんな映画、どんなオチになるのか想像つかなかったけど、
観ている最中もどう結論するのか予想できず、
ヒューマンドラマなのかなのかファンタジーなのかサスペンスなのか…
割と予想外の進み方をする不思議な映画だった。
映画初っぱなから昏睡状態のルイが語るのだけど、
なんだかいつの間にか不思議な流れに巻き込まれる感じはとても良かった。
あれ、なんだこれ、なんだこの映画、
みたいな感覚が良かった。
単純にハッピーエンドでは無い点。
こういう映画ではハッピーエンドではないのか?という裏切り方は素晴らしい。
「9番目の人生」ってのが何で、それが「一番悪くない」なんて…
でも、ほんのちょっとだけは救われた気もするからベターエンドかな。
これからのルイの人生を考えればハッピーかも。
ヒューマンドラマとファンタジーとサスペンスを上手いこと、
確かにほんと上手いこと合わせたなかなか面白い映画だった。
フロリダ・プロジェクト ★★★
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これも割りと予想外の展開の映画だった。
鮮やかでポップなパッケージやタイトルからは、
貧困の中でも楽しさなんかを見つけ前向きに生きていく、
どっかで一念発起し何かを乗り越えるとか、
で、もしかしたらシンデレラストリー、かと思ってたけど、
実際は現実を突きつけられる映画。
そういう「頑張る」とかできない話。
ひたすらアメリカの若い貧困層を見せられる映画だった。
現実…。
昔あったウィル・スミスの映画なんてのは極一握りの頑張った人の話。
この映画の彼女がああなった背景なんかは何も描かれないけど、
連鎖していることは容易に想像できちゃう。
夢の国のすぐ近くで、
鮮やかな色との対比が切ない。
他の地域だって観光地の一本裏はスラムだったりするし。
表面だけじゃ分からないのよね。
子ども達の無邪気さと遊ぶ姿は素敵だった。
けど彼らが成長した先にあるものを想像すると、苦しくてしかたない。
アメリカの大統領は見たのだろうか。
31年目の夫婦げんか ★★★
強い女じゃないメリルストリープもなかなか良い。
エンディングロールが泣ける。
一度OFFになると…ってのは分かる気がする、
大事にしっかり考えてたからこそ、
心が折れることってあるよね。
でも諦められないというか、
OFFでいいのか?ってもやもやするのも分かる。
カウンセリングはなかなか刺激的だけど、
夫婦と言っても血の繋がりの無い他人なわけで、
何考えてるかって、ほんとのところは完全には分かりようがないわけで、
やっぱあのくらい本音で言いたくない事をさらけ出さないと本当には分かり合えないんだろうな…。
セックスのときセックスの話をする?…か…。
この映画は夫婦のセックスを中心にして話が進むけど、それだけの意味ではないよね。
お互いの分からないところ、違うところを
少しでも歩み寄るように努力するのが正しいあり方だと思うね。
もっぱら最近は缶コーヒー飲んでるイメージのトミーリージョーンズだけど、
いい感じのおじさんでした。