日本はすごくない
ノーベル賞を受賞した大隈教授の言葉。
「毎年日本人がノーベル賞を受賞しているから、
日本人はすごい。というのは違う。」
これは至極、心に刻むべき言葉と思います。
ノーベル賞を受賞するような、
本当にすごい人が一番謙虚で、危機感を持っているわけです。
ひとつは、若い世代の技術力。
教授は、これを危惧しているようでした。
確かに、自身を見ても、一世代上の人達に比べると
技術力はかなり低いと思います。
もちろん優秀な同世代もたくさんいます。
が、平均して、まさに平均型になってるような気がします。
もうひとつは、「日本はすごい」という思い込み。
「自分達は先進国の日本人だから…」
「日本人だから優秀なんだ…」
と考え楽しているとやばいことになりそうです。
まあ、すでに大学のレベルはひどいことになってますがね。
「日本のここがすごい」
「日本の底力」
みたいなTV番組も多いです。
自信を持つことはいいですが、
すごいのは、
「日本人の一部」です。
努力し、失敗し、努力し続けた人がすごいんです。
私の好きな、
本当の「楽天的」であることです。
自信にも言い聞かせないといけません。