8月度映画鑑賞レビュー その2
ウインド・リバー ★★★
【映画パンフレット】ウインド リバー テイラー・シェリダン 監督 ジェレミー・レナー, エリザベス・オルセン, ジョン・バーンサル, ジル・バーミンガム,
- 出版社/メーカー: ウインド リバー
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雪の積る土地での事件ものといえばファーゴを思い出す。
だいぶ趣は違うしこっちがだいぶ極限の寒さのようだけど、
でもそこまで寒そうには見えなかったけどね…。
まあサスペンスとしては普通。
足跡やスノーモービルの跡を追って事件に迫っていく様子は面白かった。
真っ白の防寒着、ほんと雪原では見えないのね。すご。
何の情報も無く見て、
ポスターではフル装備して銃担いでるすジェレミー・レナーだし、
アクション系かと思ったのだけど、陰湿系だったので良かった。
そして描かれているのはアメリカの極悪の闇。
先住民はアメリカ人としてカウントされてないのか、と。
あんな極寒の地へ追いやられ。
警官はまだしも、
採掘場の従業員皆が銃を持っている様、めちゃくちゃだよアメリカ。
主人公のライフル?動物撃つ用ではあると思うんだけど、どんだけ威力あるんだ。
不遇な生活を強いられているネイティブアメリカンと、
そんな土地にしか働き先を得られなかった下層白人達、
先住民と結婚しその社会へ溶け込もうとする白人、
アメリカの今を見た気がする。
さよなら、ぼくのモンスター ★★★
- アーティスト: コナー・ジェサップ
- 出版社/メーカー: PONY CANNYON Inc(JDS) = DVD =
- 発売日: 2018/02/02
- メディア: Blu-ray
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心の中のモンスターてやつ。
幼少期のトラウマとか人に言われたこと、
考えたことで大人になっても妙に覚えてることあるよね。
それが心の中でぐりぐりと巡る。
彼はお腹の中でぐりぐりしてたけど。
母親の「これからも楽にはならない」って、なんて言葉だ。
母親としては最低な言葉だと思うけど、でもきっとそうなんだよ、
そういう、いろんなことを覚えてて、忘れたくても忘れられなくて
ふと考えてしまう人ってのは、ずっと悩んでしまうんだよね。
他の人には些細なことだとしても。
ああ、自分は一生この感情を持って生きていくんだな、と思う、
忘れてしまう性格が欲しいと思うよね。
主人公がよかった。
音楽もよかった。
ハムスターとか、所々抽象的な描写あり、
彼の心の重さが彼のお腹のぐりぐり表現されているとことか、
最後にはスッキリしてよかった。
ハムスターもよかったけど、ハムスターの最後の告白は衝撃(笑)
ジュラシック・ワールド 炎の王国 ★★★
毎度同じパターンである。
悪いやつがいて、恐竜同士が戦って、
悪いやつが結局食べられて、
なつかせた恐竜に助けられて。
前作から、遺伝子操作により新種の恐竜を作っているわけだけど、
その恐竜が賢すぎて強すぎて
もはやクリーチャーものの様になってしまっている。
エイリアンなんかと同じ。
今回すでに恐竜たちは人間界へ向かったので、
だとすると次はこの恐竜たちは何かのモンスターと戦うことになる。
ジュラシック・ワールド インドラプトル vs プレデターみたいな。
そして、あの女の子の設定は必要だったの?
どうも意味が無いような気がする。次回作への布石?
以下ネタバレありなので気にする人は見ないで。
女の子はクローンだったので、
「私と同じ」という感情から恐竜世界へ解放してしまった。
それだけのためにこの設定いる??
ということで勝手に次回作への伏線とうことでシナリオを考えてみた。
あのマッドサイエンティストはクローンの彼女になんとラプトルの遺伝子を加えていた。
人間界を破壊しまくる恐竜たち。
人間はもはや強固なシェルターでの暮らしを余儀なくされていた。
(軍事力をもってすれば駆除できそうだけど…)
そこに彼女、ラプトルの遺伝子を持った彼女は
インドラプトルとコミュニケーションできるのだった!
彼女が恐竜たちを束ね人間の世界から離れ恐竜の王国を作る!
猿の惑星か…。
ローラーガールズ・ダイアリー ★★★
主人公が可愛い。
よくある展開のお話。
特に何の問題もなく見られる。
良く分からんスポーツに熱狂しがちなアメリカ(笑)。