技術系サラリーマン投資しながら映画を観る

ラットレースからの脱却を夢見てます。投資でお金を増やしたい。たまに映画と音楽。

教育の義務 可能性を広げさせること

情報番組を見ていたら、
大衆演劇◯◯兄妹」、みたいなのの紹介がありました。

兄妹はまだ中高生の年齢。
一年中家族で全国を旅して演劇して廻っているそうです。
番組を全部見てないので、何とも言えないので、
学校はどうしてるのか、という疑問はさておき、
気になる点がありました。

子どもの発言
「物心ついた頃から舞台の上だったので
自然と大衆演劇をやっている」と。

一見親のあとを継いだような、前向きな感じです。
きっと本人もそうなんだと思います。
でも、ちょっと私なりにあまのじゃくに考えてみます。

物心ついた頃から舞台の上に立たせていたのは親です。
自然と演劇をやるような環境を作ったのも親です。
親がそういう職業だから自然とそうなっているようにも思えますが、
それは親が子どもに対して自分達と違う環境を与えなかったとも言えます。
親も、仕事柄、子どもに違う環境を与えるのは難しかったと思いますが、
そのことを考えていなかったとも言えます。

もし彼が学校で部活をしたいたら、
スポーツ選手になりたいと言ったかもしれません。
もし演劇をやっていた時間に本を読んでいたら作家になったかもしれません。
もっと勉強するために大学へ進学したいと思ったかもしれません。
もししょっちゅう転校していなければ、
一生ものの親友ができたかもしれません。

私は、教育の最も大事なことは、
子どもの可能性を限定させないことだと思います。

やりたいことなんて、10代の頃には普通分かりません。
分かっている気がしていても、それは流行りだったりします。
もちろん、やりたいと言っていることをやらせることは必要ですが、
将来の選択肢が小さくなるような道へ進みそうなら、修正するべきと思います。

道を変える、新たな事を始めることは歳をとってからでもできますが、
やはりそれなりにエネルギーを使うと思います。
その時、自分の選択肢は多い方がいいですよね。


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