2月度映画鑑賞レビュー その2
RAW~少女のめざめ~ ★★★★
久々の狂気爆発系。
どこまでいくのかなーと思ってたら、
マジなところまでいってくれた。
その、どこまでいくんだよー
ってのが面白いかなぁ。
主人公の顔つきの変化とかも良かったかな。
痒いとことか妙にリアルだったり。
医者なのにガンガン煙草吸うとことか、
やっぱフランス人半端ないなぁ。
まぁ落ち着いてみれば
特になんともなお話ではあるんだけど、
見てる間は結構エキサイトできます。
姉妹愛かな。
鬱陶しく思ったり腹が立ったり
でも仲良くもしたり、
やっぱり守らないといけなかったり。
あの時の涙はそうだったんだね、と。
ああ…ってね、
見終わるとあの時の涙が辛い、姉さん。
とりあえず無垢な彼女がいろいろ目覚めてしまうので
あまり映画を観ないカップルはデートでは見てはいけません。
グレイディスト・ショーマン ★★★★
こちらはうって変わって家族で見られる映画。
面白かったですよー。
音楽と踊り、歌詞がぴったりとマッチしていて迫力があった。
ヒュージャックマンは勿論、
ザックエフロンって歌上手いんですねー。
そのままポップバンドのボーカルになれそう。
ストーリーは単純なもので、
だからこそ歌や音楽が入ってきてもすんなり見れるのかも。
ミュージカル映画っていうと、「ララランド」が話題になりましたが、
圧倒的にこっちの方が面白いです。
やっぱ役者が違うってことかなぁ。
象で家族のとこ行くとかお洒落すぎ。
とにかく曲がのりが良くて良かったので、サントラありかも。
すでにTVの挿入曲とかで使われてますね。
デトロイト ★★★
デトロイト (オリジナル・サウンドトラック) [Explicit]
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こういう実話もの見るの嫌ですね。
奇しくも「それでも夜はあける」観たのと同じ映画館でした。
映画は躍動感と緊張感があり、
割りと長めだけど飽きることなく見れた。
事実な訳だけど、悪くはない黒人と悪い白人という対立。
観てる側は普通なら警官側に嫌悪感を覚えると思うんだけど、
映画の意図はなんだったのかな、とは思った。
黒人警備員の立ち位置は?
結局何もできなかったところは実話らしくリアル。
こんな事実がありましたよ、
と今更知らしめるための映画なのか、
まぁそれは社会派監督がテーマに選んだだけなんだと思うけど、
この監督の良いところはフェアなところ。
あからさまな「良い白人」が出てこなくて良かった。
信じられない裁判なわけだけど、
まぁアメリカの場合、逆パターンもあったしね、腐ってるよね。
しかし申し訳ないけど、ウィルポールター、
ムカつく白人顔代表だな、あのへの字に上がった眉、だんご鼻…役とは言え…