技術系サラリーマン投資しながら映画を観る

ラットレースからの脱却を夢見てます。投資でお金を増やしたい。たまに映画と音楽。

4月度映画鑑賞レビュー その2

粒揃いです。

 

ザ・スクエア ★★★★

ザ・スクエア 思いやりの聖域

さすがスウェーデン、なんともブラックで皮肉たっぷりな映画。

映画館でクスクス笑い起こってましたから。

「このスクエアの中ではすべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」

思いやりの聖域なんです。

思いやりを持って行動しようとするんだけどね、

裏目に出るというか、

でも誰もが思い当たる節があるようなことなんだよね。

泥棒疑惑に巻き込まれた少年の下りは、

やけに弁の立つ最近のませた子ども、

記者とのセックス後の下りは「もしかして」みたいな

相手を信用できるのかできないのか、というとこ面白い。

我々がすごく論理的な人種だと思っている北欧のスウェーデン人でも、

ああ、やっぱ日本人と同じなんだな、と、

助けなくちゃいけないのに、みんなうつむいて微動だにしないもんね。

特に何も解決はしないけど、後を引くさすがスウェーデン映画。

 

グッドライ ★★★

 いい映画。

アメリカへ亡命してきたアフリカの難民をアメリカ人がお世話をする話。

現代文明を知らないアフリカ人との心が通い合っていくお話。

と言えば、大体流れ予想できますよね。

だいたいこういう映画、空港で亡命してきた人とアメリカ人が出会うんですよ。

そこからお話スタート。

でもこの映画のすごいところは、

難民がアメリカの空港に立つまで10年以上経っていること、

そして映画の中の時間は10年以上経ってること。

アメリカ行きの飛行機に乗るためにどんな辛い経験をしてきたのかが

しっかり描かれてるわけです。

僕ら映画を観る人間も、難民ってポッと空港に現れることに何の疑問を持たなかったっけど、

実際は彼らの人生はぽっとアメリカで始まったわけじゃないんですよね。

当たり前だけど。

切り取られた一部が映画になってるわけで、

それを見て「ああ、良かったね」と言ってるわけです。

そんな思いを巡らせることができただけでも見る価値ありでした。

 

パティ・ケイク ★★★

 女版8マイルとか、まあ、確かにそうかも、

全てがふた周りずつくらい小さいけど。

いろんな映画でバカにされてるけど、

ニュージャージーって、そんなにダメなの?といつも思う(笑)

日本で言うと埼玉みたいな扱いなのかな。

(埼玉の人すみません)

田舎、白人、肥満、アメリカの貧乏白人のステレオタイプ。

そりゃあ抜け出したいよね。

まあ、音楽映画だから盛り上がるに決まってます。

最後のラップのところは良かった。

 

レディープレイヤー1 ★★

 スピルバーグの趣味かな。

金田のバイク目的で見ましたが、思ったよりもいろんなキャラクターのお祭り状態。

そのための映画か、と。

 

 

 

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