ミャンマー一人旅旅行記 ⑨バガン遺跡
ミャンマー旅行のメインはここではないでしょうか。
バガン遺跡。
世界三大仏教遺跡の一つ。
ヤンゴンからは夜行バスで移動が便利です。
オールドバガン、ニューバガン、ニャウンウーの小さな街があり、
オールドバガンを中心に遺跡が広がっています。
私はニューバガンへ行きませんでしたが、
ゲストハウスなんかはニャウンウーに多いようです。
オールドバガン遺跡
ガイドを雇って巡るのもいいかもしれませんが、
電動バイクをレンタルして自分で巡るのも良いです。
たいていのゲストハウスがバイクのレンタルをしているので簡単に借りられます。
バイクで遺跡の中を風を切って走るのは気持ちが良いです。
電動バイクはそれほどスピードは出ませんが、
大きな道路は車も走るし、大きな道路をそれると舗装されていない道を走ることになるので運転には十分注意しましょう。
ちなみにホテルで借りた電動バイクは、一日走ってもバッテリーは持ちました。
メーター(スマホの電池表示みたいなメーター)では半分くらい減ったくらいですかね。
ここがオールドバガン遺跡入り口の門ですね。
この周辺にいたるところに大小様々な寺院の遺跡があります。
ガイドブックに載らないような小さいものも含めたらどれだけあるのかわかりません。
周辺は基本的に森というか林というか、木々が立ち並ぶ感じで、
その中にぽつっと遺跡が現れたりします。
雰囲気はアンコールワットに近い感じはしますね。
ほんといろんな寺院があります。
ほぼ全てが仏教寺院で、ヒンドゥー教寺院が一箇所のみあります。
残念ながら2018年現在、公式に登れる遺跡はありません。
(ニャウンウー南のほうにある寺院で一箇所登れたとか?)
2016年の地震で多くの寺院が損傷し危険な状態のようです。
なので修復中の寺院も多くあります。
余談ですが、これを考えると、
世界中の遺跡は常に倒壊の危機にあるということですね。
早く観に行かないと…。
寺院へ入る際には履物を脱ぎ裸足になります。
日中は日差しが強いので寺院の石がかなり焼かれており、かなり熱い。
裸足で歩くのは限界があるレベルの場合も…
ニャウンウーの南の方にバガンビューイングタワーというものがあります。
バガンに不釣合いなタワーで入場するのにUS5ドル必要。
そこはバガンのリゾート施設のようで、コテージタイプの宿泊施設が並んでいました。
非常に異質な感じではあるものの、
寺院に登ることができないので、バガン全体を望むには最適です。
この景色を観たかったんですよね。
そのためにミャンマーへ来ました。
広い。四方見渡す限りの森の中にぽつぽつと寺院が点在。
オールドバガンにある大きな寺院はしっかり見ることができます。
遠い昔に仏教が盛んに信仰され栄えていたことに思いを馳せながら
ずっと眺めていられます。降りるのが後ろ髪を引かれる。
夕日までいました。
曇っていてベストな状態ではなかったですが、とても綺麗でしたね。
バガン観光その他
どこでもそうですが、いたるところで土産物売り等の商売をしています。
バガンでの商売パターンは大別して2種類ありました。
一つ目は普通ですが、寺院などの周辺、寺院内にお店を広げるパターン。
で、その中には、声をかけてきて、ついでについて来て、
勝手に寺院のガイドを始める人がいます。
ガイド後は「自分の商品を見てくれ」、となります。
「ガイドするから後で私の店を見て」と言う人は良心的。
断ればなんともありません。
ミャンマーの人はしつこくないのですw
私はとある寺院で(勝手に)ガイドを受け、結局お土産を買いました。
その場でミャンマー語で名前を彫ってくれました。
ミャンマー語全く分からない…w
竹細工で漆加工したコップやお皿、小物入れなんかをよく売っていました。
同じようなお土産は他の場所、ヤンゴンでもたくさん売ってますが、
その場で名前を彫ってくれる店はありませんでした。
バガンでは、作り手自身がお店を広げているからできるのですかね。
もう一つの商売パターンは注意が必要です。
バガン遺跡をバイクで巡るというスタイルならではなのですが、
バイクに乗った人が声をかけてきます。
「ガイドブックには載っていない穴場スポットへ連れて行ってやる、
その後、自分の書いた絵を見て、気に入ったら買ってくれ」
と言うもの。(バガンでは砂絵も良くあるみやげ物です)
この人達はリュックに自分の絵を入れています。
おそらく連れて行った先で広げるんでしょうね。
ガイドブックに載っていないところへ連れて行かれるわけですからね、
ちょっと危険ですよね。置いていかれたら帰り道が分からなくなるかも。
ネットが繋がるようであればそのリスクも下がるかもしれませんが。
誰もいないところで脅されたりしたら困りますね。
それで観光客が事件に巻き込まれた、と言っていました。
まあ、気をつけるに越したことはありません。