12月度映画鑑賞レビュー1
12 月は駆け込みで割と映画みました。
「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: ジェームズ・ニュートン・ハワード
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2018/11/21
- メディア: CD
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一応鑑賞。
続編に対する繋ぎという立ち位置のみの映画で、前作よりは面白くなかった。
不覚にも途中寝てしまったこともあり、
だから何だか大事なところを理解していない気がする…。
まぁ続編ありきの100%エンタメ映画なのでこれでいいとも思うのだが、
にしてもちょっと中身が薄かったような感は否めない。
途中寝た人間に言われても説得力はないが、
逆に言えば私は人生の中映画館で寝てしまったことは3回しかないので、それなりなのだろう。
でもまぁ、何だかんだ言って楽しめるし面白いから良い。
続編に期待しよう
クリード チャンプを継ぐ男 ★★★
私ロッキーシリーズを殆どまともに見てないのですが…面白かったです。
「ボクサーはその生い立ちがそのスタイルに大きく影響する…」
この主人公は父親がロッキーの親友でもあるボクサーだったため裕福だし賢い。
彼女にも「不良っぽくない」と。
アメリカのスポーツ選手でもアーティストでも、
やっぱり這い上がりの人はすごいと思う。
モチベーションがね。
その点ではこの主人公はどうだったのか、その点は描いてるようで描いてないけど。
とは言え、これ以上無いくらいの分かりやすいボクシングムービー。
ダウンのシーンではこみ上げるものもあるし、
主人公、マイケルBジョーダンがカッコいいんだよね。
そしてロッキーは、やっぱ彼女を大事にさせるんだね(笑)
彼女もいて、続編もあるし、次も見たいと思う映画。
負け犬の美学 ★★★
次もボクシング映画だけど趣はずいぶん違う。
まあまあ面白かったし胸にこみ上げるものも若干あった。
よくあるパターンではあるものの、
主人公からも感じる映画全体に漂うどこか淡々とした感じが良かった。
体温低い感じ。
ずっと前に諦めたサラリーマンような、でも好きなんだろうね、ボクシング。
家族が幸せそうなところが良いし、娘がかわいい。
どうでもいいけど、
原題はsparring、相変わらずこの手の邦題は好きじゃない。
「美学」とすることで見る前から印象を押し付けることになる。
ニュートラルな意識で見れないのである。
彼が負け犬かどうか、それが美学かどうかは観客がそれぞれ解釈してよいのである。
MERU ★★★
まぁすごいですね。
実際の登山家の話で、ドキュメンタリーではあるけど、
しっかり映画になってる。
引いた映像、なんちゅうとこ登ってるんだと。
あれは本当の映像なのかな?多分本物なんだろうな。
3人のヘッドライトが山肌で光ってるとこ。
大怪我、事故を乗り越えのチャレンジ、
登山家としてリスクを考えること、
それはチャレンジなのか無謀なのか。
あのような冒険心は誰も少なからずあるものだけど
実際にやっちゃう人達、凄いわ…。
フレンチアルプスで起きたこと ★★
これも山が舞台ではあるがとんでもなく趣は違う。
ううむ。
雪崩が起きたシーン、夫の行動が事の発端なのだけど、
あきらかに「ああ…」てなるよね。
それからの夫婦、子どもの空気が変わるのが凄かった。
てゆーか子ども可愛そうすぎだわ…。
結局なんなんだろう…って映画。
あるあるシチュエーションでもあって、
これこそ、自分がそうだったらどうすんだろう、映画ではある。
当事者になったら…息もできんわ…。
ただフランスっぽい丸投げ感、説明しなさすぎ感が強いので僕は若干苦手。
ヨーロッパ人らしく、夫婦でも曖昧さを残さず、
お互いの認識を合わせようとしていた下りは面白かった。
むしろ曖昧さを残しておきたい日本人とは全く違う。
その旅に廊下で夫婦会議(笑)
人間のバカらしさのようなものも垣間見えるブラックヒューマン系。