技術系サラリーマン投資しながら映画を観る

ラットレースからの脱却を夢見てます。投資でお金を増やしたい。たまに映画と音楽。

12月度映画鑑賞レビュー2

音楽系の映画が多いです。

 

ボヘミアン・ラプソディ ★★★

ボヘミアン・ラプソディ

これぞ魂の歌。なんて歌詞なんだ…。

クィーンのことはそんな詳しくないし有名な曲しか知らないけど、とても面白かった。
劇中で流れた曲は全部よかった!
ロックでありキャッチーであり、
魂がこもっている。
ボーカルが強くてメンバーとの確執なんてのは
バンドマン映画としてはありふれた中身ではあるけど
フレディの生い立ちなんかは知らなかったし、歯のことも知らなかったし、映画観てよかった。
イギリスでは決して地位の高い存在ではなかったわけで、
その流れがオアシスなんかにつながるのかな…と勝手な想像。

まぁとにかく歌は最高だ。
メンバー4人とも確執はあっても、音楽にかんしては素直に「いいものはいい」とベクトルが合っていたところが素晴らしかったのだな。
ライブの直前、トレーラーでメンバー4人だけになったとき、ちょっとドキッとした。
ラストのライブ、超絶20分フルなんて、なんて粋なんだ。

でもこのパッケージはちょっと安っぽいよね。。。

 

アリー スター誕生 ★★★

アリー/ スター誕生

こちらもレディ・ガガが主演して話題の映画。

ただ同時期にボヘミアン・ラプソディがいるのは不運。

サクセスストーリーとしては至って普通のお話。
かなりのあれよあれよというシンデレラストーリー。
ただシンデレラになった後の王子様が…いろいろあるよね。
いろいろ止められない王子様、いいよね。
そんな展開、良かったです。

ブラッドリー・クーパーの言葉、
「魂の底まで掘り下げないと…長続きしない。…嘘だと飽きられる。」と。
正にその通りですな。
最近良く言いますが、歌は魂。
映画はレディ・ガガの歌唱力に拠るところは大いにあり、
このステレオタイプ的な内容にしてはちょっと長く途中若干中だるみ感あり、
ステレオタイプなら最後までステレオタイプ゚でもよいのでは?と思ったり。
ブラッドリー・クーパーは普通に歌手になれそうだけど、監督業はまだまだですな。

 

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ★★★

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~

これは知名度低いと思うけど、UK音楽好きなら見ていいかな映画。
観客1人、映画館独り占め成功!

リコリスガールって映画の中で主人公が歌う歌、いいじゃん!
やっぱアーティストは心の底から何かを生み出してこそ響くものを伝えられるんだよね。
ステージに魂を…ってあの変なおじさんの言ってたことはその通りだと思う。
その歌が、彼の心の叫びなのかどうか、最近の日本のミュージシャンにはそれがあるかい?
表面上のそれっぽい歌詞だけで何も伝わって来ないんだよ。

それはさておき、UK音楽好きならまぁ、見てよいかな。
たくさんのCD、困るよね、捨てるに捨てられない。
彼の名前はリアム、だけどブラーとレディオヘッドが好きってのがいけてる(笑)
アメリカ人に「レディオヘッド嫌い、却下」て言われてめっちゃしょんぼりするとこ最高。
男女のお話は半ば単純青春もので、最後の演出もそれそのものではあったけど、
ライブのとこは良かったし、
まぁ音楽が良かったので⚪。

 

家に帰ろう ★★★

家へ帰ろう

とてもいい映画。

ストーリーとしては単純なものではある。
頑固親父のロードムービー
特別ドラマチックな事が起こる訳でもない。
それでも、ホロコーストというバックグラウンドを持つこと、
70年の空白の重みは良く伝わってきた。
意地でもドイツの地を踏みたくない、という下り、
「ああ、そういう感覚なのか」とちょっと思った。
それは僕たちの世代では想像に及ばない思考なのだと思った。
それが当事者の気持ちの重みなのかと思った。


前述したが、それほどドラマチックな事が起こるわけでもない、
それなのに、
最後に家へ向かうシーンでは涙が溢れる。

70年も約束を果たさなかったこと、会えるのも会えないのも怖い…という言葉、

当時の映像や幻覚なんかも取り入れ、主人公のバックグラウンドをしっかり理解できたからだと思う。
人生の終わりで何をやり残したのか、そんなことを考えたくなりますな。

 

キャロル ★★

キャロル(字幕版)

キャロル(字幕版)

 

うーん、あんまり理解できず。
というか、二人の心情があまり入ってこなかった。
それは私が男性だから??
男性の同性愛の映画の方が多い(様な気がする)中で新鮮ではあったけど。
ああ、モンスターとかあったな、あれは凄かった…。
そういう時代もありましたよっていう映画なのか何なのか…。
とりあえずルーニー・マーラーは可愛い。

 

エル/ELLE ★★

エル ELLE(字幕版)

エル ELLE(字幕版)

 

何と言ったらいいんだろうか、変態映画だよね…。
伝えることは何も無いでよいのか?
皆が皆変なんだよね。
変態だし何か間違ってる…。
共感とかそんな話ではないし共感されても困るし。
この映画は女性讃歌だ、みたいなことを書いてる人もいるけど、
それでいいのか?

芸術的意味があるのか分からんし
世の中に何かを投げかけているとも思えんし、
これが監督なりの投げかけであるなら
僕は嫌いだ。
少なくとも映画としては面白くなかった。

 

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