8月映画鑑賞レビュー ③
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ★★★
世代的にはブラピとディカプリオの共演が見られたでけでも満足。
今ハリウッドの第一線で活躍している当に油の乗った40代、50代くらいの俳優達の中では明らかに若い頃からスーパースターだった二人。
そして二枚目路線だった二人。
どちらも、そこからひと皮剥けて生き残ってくれたから実現した競演ですな。
映画の内容は、まぁタランティーノ映画だよなって言えばそれまでです。
実際の事件をからめているらしく、
舞台もハリウッドなので他の映画よりも現実的な分、
他の映画よりも強烈じゃないので若干不完全燃焼感は否めない。
終盤はラストの事件に向けて時刻をカウントダウンしていくのだけど、
その「絶対何かくる」って演出はよかった。
そして、ちゃんときてくれるところはさすが。
あそこは盛り上がりました。
もっとやってほしかったけど。
ミスター・ガラス ★★★
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アンブレイカブルの内容忘れた…。
とはいえ、結構面白かったですね。
変な暗い雰囲気は、ちょっとだけだけどシックスセンスのよう(ブルースウィリスだしね)。
3人の関係はとって付けたようなものでもあるけど…
スプリット作った時に考えたのかな…
19年も前のアンブレイカブルを使って3部作として
ブルースウィリスに息子君にサミュエルに、みんな出てくれて嬉しい。
どんな形であれ、ヒーローはいてもいいんだよ。と。
そんな中、ミスターガラスは凄く弱い、
肉体的には所謂ヒーロー像ではないんだけど、
どんな形であれ、どんな人であれ、存在してていいんだよって言ってる。
穿った形で見れば、今の世界中の風潮を批判してるようにも見える。
あのヒーロー潰しの集団は某大国とそれにスネオな国々か。
だから今作ったのかな。
だとしたら素敵。
サード・パーソン ★★★
3組のカップルの物語が交差していく感じのお話。
登場人物達の関係は…
何を考えているのか、どんな気持ちなのか…ってのがミソ。
以下、若干ネタバレもあるので、注意してください。
自分も創造の話の中に登場させるという
(正確には作者とその物語の中の登場人物を、同じ俳優が演じる、といこだが)、
なかなかトリッキーな映画。
映画が終盤になるに連れて、各々の背景がリンクしてくるのだけど、
創造だというトリックに気づく気づかないを楽しむというよりは、
同じ様な経験、苦しみを、
背景の違う色んな人が感じてるのかな…
と言う風に我ながら素直に見てしまった。
ところどころ変な、繋がらないシーンも敢えてあるので、
何かしらのトリックがあることは予想がつくのだけど、普通に見ても面白い。
それぞれの人の話をもっと深く見てみたいな、とも思った。