技術系サラリーマン投資しながら映画を観る

ラットレースからの脱却を夢見てます。投資でお金を増やしたい。たまに映画と音楽。

9月映画鑑賞レビュー①

アス ★★★★

アス

Us (Original Motion Picture Soundtrack)

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 前作「ゲット・アウト」がとても面白かったので期待してましたが、

期待通りでした!

escape-ratrace.hatenadiary.jp

ともすれば、B級映画となりかねない内容、ストーリー展開です。

そこを絶妙な、本当に絶妙なラインで攻めてくるところが凄い!

幸せ家族、湖畔、ビーチでの休暇、もうB級ホラーのテンプレートですよ。

湖畔の別荘に理不尽な侵入者とくればファニーゲームを思い出しますが、

でもそれが自分達だったら…というお話。

 

この侵入者がやってくるとこから全開です。

手繋いでるシルエット怖すぎでしょ。

それまでの不穏な雰囲気作りもゲットアウト同様完璧っ。

ホラー映画として「敵」が、エイリアンやジェイソンとかっていう、あからさまに実在しないモンスター系ではないわけで、

でも本当は現実にはあり得ない話であって、

内容やオチっていうのはありえない訳なんだけど、

それを絶妙にすっと観る側の頭に入れるのがセンスね。

途中からの無双っぷりとかもだし、ところどころ笑い要素もあり、

真面目なのに笑える系が絶妙だった。

手繋ぐパフォーマンスがなかなかの意味を持って

現代社会への批判をしているわけだけど、

それを考えなくても普通に面白い様にできてる。

この監督センスいいなぁ、と思った。

もっかい見てもいいレベルです。

 

ラブレス ★★★★

ラブレス(字幕版)

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 とても面白い映画ですが、救われない映画上位ランクイン。

自分の事しか考えてない両親、妻の母親、この3人最悪だ。

起こってしまった時にはもう手遅れで、後悔しても取り戻せない、

何でそれを最初から想像して行動できなかったのかな。

…人間大なり小なり皆そうですわ、後から気づいちゃうんだよね…。

人間想像力が一番大事だと思うんだよね。

子どもの気持ちなんて全く想像しなかったこの両親。

息子が映像に出てきたのは映画冒頭の数分、なのにこの存在感…

どっかでふと見つかるんじゃないか?

ってシーンが何回かあったけど、ことごとく空振り。

どうなるんだろう、どう終わるのだろう、

無事でいて欲しいし、映画なら普通見つかるだろ、

って期待を木っ端微塵に打ち砕くこの映画。

遺体すらも見つからない、それってある意味一番残酷。

結局新しい生活を始めた二人も決して幸せそうには見えない。
なんて恐ろしい映画だこと。さすがロシア。

 

この映画の舞台はロシア?ウクライナか?

紛争のニュースが度々差し込まれてたから、

自分のことしか考えてない現代の世界国々に対するものでもあると思われます。

 

さよなら、僕のマンハッタン ★★

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 好きじゃないです。

なんかきれいにまとめてるけど、
確かに、ストーリーとしては面白かったと言ってもいいけど(ちょっと疑問はある)、

普通に気持ち悪いんですけど…。

親友に頼んで妻とセックスしてもらいできた子どもを息子として育て、

妻はそのセックスした相手のことを実は愛していて、

夫は浮気していて、

その浮気相手と息子がセックスしてる。

むちゃくちゃキモいじゃん…。

感情移入できるような青年の葛藤を描く映画を予想してたのだが、

あまりにもこれは自分の感情には相容れないね。

映画って、ここら辺のセンスが作る人と見る人で違うとこうなっちゃうのね。

 

ナイスガイズ! ★★

ナイスガイズ!(字幕版)
 

 ラッセルクロウとライアンゴズリングいう混ざり合わなそうな二人ということで見てしまったが、やはり混ざりあってない。

というか、ラッセルクロウ、あれは役作りではなく太ってるし、キレがない。

ラッセルクロウでなくてもよい。

一方、ライアンゴズリングはまぁまぁ良かった。

ライアンゴズリングは雰囲気的に、コミカルな方向も結構いけますね。

話はまとまりなく…

ベタベタアクション映画の脚本書いてる人なようです。

 

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