1月映画鑑賞レビュー その1
2020年も映画鑑賞の日々を続けます!
いよいよアカデミー賞。
今月はノミネート作を立て続けに鑑賞。
フォードvsフェラーリ ★★★
ノミネート作品1作目。
クリスチャンベール、マットデイモンがいい。
やっぱ役者がいいと映画に引き込まれます。
マットデイモンとクリスチャンベイルではなく、シェルビーとマイルズでした。
映画の大半は車が凄いスピードで走り抜けるシーン、
しかもそれが2時間半というかなり長い時間なのにも関わらず
飽きなかったのは凄いと思う。
昨今の映画のカーチェイスはド派手に凄いアクションになるなか、
この映画は真っ向からシンプルに車を走らせる2時間半。
そこまで人間模様に深く入り込んでるようにも見えないし
思い返せば深い話でもない、
それでも飽きさせなかったのはやっぱ人物の魅力かな。
飽きさせないスピード感と至って分かりやすい内容、
そこんとこのバランスかな。。
チームがかっこよかった、特にあのベテランのおじさん。
フォードの重役達が重役っぽ過ぎて素敵。
あとケンの妻が理解有りすぎて素敵。
蛇足1
フォードvsフェラーリってセンス無い邦題かなって思ったけど原題だった(笑)
実際は敵はフォードの中にいたのよね…
蛇足2
米国製の車がフランスで勝つ、トランプが好きそうな内容だよね(笑)
ワイルドライフ ★★★
このパッケージが相当素敵。
ジェイクギレンホール良いなぁ。
何考えてるか分かんないギョロっとした目、素敵。
そりゃ、真面目に職探しせずに、
妻、子に働かせ(そういう意志があったわけではないけど)、
山火事を消しに行くという現実逃避的な行動は確かに良くない。
でも、男目線で見るとさ、
夫がいなくなってからの妻の豹変ぷりが怖いわ…。
それまではさ、夫が解雇されても理解を示してくれる良き夫婦みたいに見えてたのに…。
今まで張り詰めてたものがプッツンしちゃったのね。
34歳て、思ったよりも若かったし…。
つーことは20歳の時の子どもか、そりゃプッツンしてまうかもな…。
この映画は息子の視点で進んでいくから、
14歳の男の子にしたらかなりのショッキングな内容よね、
母親の性的な行動を目の当たりにしてまうのは…。
夫婦崩壊系の映画の中でも、
子どもが大きいからいろいろ分かっちゃうっていう、新たな視点な気もしましたね。
この映画の終わりかたは、
ベターエンドなのだろうか。
幸せな時を残そうと思って写真を撮る、
と写真屋さんは言ってたけど、
息子は、今、両親がお互い自分の生き方で生きているので幸せに思ってるのか、
今後また3人で写真を撮れる事はないかもしれないと思っていたのか、
後味が何とも意味深く想像を巡らせられる内容でした。
サタデーナイト・チャーチ ★★★
微妙なミュージカル風なんだけども…
まぁまぁ悪くはなかったけどありきたりな内容ではあります。
ミュージカル映画だと、歌で盛り上げて盛り上げて!ってのがあるけど、
これは歌では其ほど盛り上がり感はなかったかな。
でもその時々の心情をストレートに歌で表現していたので、
台詞だと、そんなん普通言わないよって思っちゃったかもしれないところは良かったのかも。
母親が理解ある人でよかったよ。
レイモンドだっけ?いい人でよかったよ。
これからもたくさん作られるであろうテーマであって、
割とさらっと軽めに描いた感じの映画で見易い。
最後の映像は実際のサタデーチャーチの映像だろうね。すごーい(笑)
そう、原題はサタデーチャーチなのです。
別に夜だけのプログラムではなさそうです(笑)
サタデーナイトっていうと、どうしてもトラボルタ連想してしまうのだが…
なんで「ナイト」入れたのかね。
ジョン・ウィック:チャプター2 ★★★
わりと素手の格闘が多いところと、
それが柔道だったり、なんとか柔術みたいなやつだったりするのが面白い。
ジョンウィックは色んな格闘技をマスターした人なんだなーと。
あと前作同様、車でがんがん人をはね飛ばす様もあまり他の映画で見ないので面白い。
大事な大事な車なのに躊躇なくぶつけまくるし。
ただ、暗殺者多すぎでしょ…。
んなばかな…。
ストーリーはもうあんま考えないようにしたのね。