5月映画鑑賞レビュー その1
The Witch/魔女 ★★★
面白いです。
韓国映画だと、ハリウッドものより親近感が沸き、
邦画ほど嘘臭く感じないので、SF意外とものは丁度よいのかも。
邦画で銃撃ったり物浮かしたりって、どうしても胡散臭く感じてしまうから。
それとも脚本、俳優のせい?
と、書いたものの、
やはりスーパーナチュラルな描写は非現実的に感じてしまってちょっと冷める要因だった。
そういうあからさまな描写使わずに進めていった方が面白かったんじゃないかなぁ、
って思ったりもしましたが、まぁよいでしょう。
良くあると言えばよくある話ではありますが(特にスーパーナチュラル系の漫画やアニメとか)、
話のテンポも良く、それ以前、以後の変わりっぷりが面白いです。
ありきたりなだけに、想像はつくものの、それを飽きさせないで見させることは
そこそこ難しいのではないかと思いますね。
あと、この映画の設定、
絶対AKIRAにインスパイアされてる。
…と思うのは私だけでしょうか…。
ヴィクトリア女王 最期の秘密 ★★★
ヴィクトリア女王の在位はかなり長いですね、今のエリザベス女王もだし、
英国はクイーン国家ですねぇ。
ジュディデンチしかできる人いないわなぁ、と。
目力!
アメリカのメリルストリープ、イギリスのジュディデンチ…
よくありそな、ほぼ事実、というお話。
女王が心を許すようになる過程をもう少し詳しく描いてあったらもっと心こもったかもなぁ、と思ったり。
2時間という枠の中ではこれが限界かな、と思ったり。
息子、次期国王が凄く嫌な奴として描かれてるけど良いのかなーと思ったり。
そういう風に描ける映画を作れるところが、よいことだな、と思った。
セルフィッシュ・サマー ★
んー、魅力に欠ける。
多分この映画の製作者の言いたいことは
「セルフィッシュ」じゃないだよなぁー。
原題違うし。
原題の言わんとしてるところが良く分からない。
もしかしてもっと変な映画なのかなぁ、と深読みし過ぎてる感はあるが、
妙な設定を生かし切れていない映画。
ロスト・リバー ★
俳優が好きな映画監督に感化されて映画を撮りたくなって
撮ってみた結果、どうしようもないものができてしまった映画。
ライアン・ゴズリングはニコラス・ウィンディング・レフンという監督に何回か使ってもらって感化されたのだと思うけど、
このレフン監督自体全く万人受けしない変態映画を撮るので、
それを一介の俳優が吸収できるはずなく、
影響を受けた、というよりも完全なる真似で、
当たり前だが相当な劣化版。
詰まるところ、とても詰まらない。