技術系サラリーマン投資しながら映画を観る

ラットレースからの脱却を夢見てます。投資でお金を増やしたい。たまに映画と音楽。

受験 地方の事情、子どもの選択肢

センター試験、お疲れ様でした。
私が受験したのは15年前くらいですが
それほど緊張もせず、普通に受験できたのを覚えています。

私は地方出身です。
地方の方は、私立の有名進学校がなく、
公立高校が進学校のメインです。
進学塾も無く、受験勉強は高校のみです。
塾に通っている人はいません、本当に。
逆に言えば、公立高校が必死で受験対策をやってくれます。
3年生時は0事件名から7時間目までありました。
完全な夏休みは2週間でした。

都会と比べ、私立高校や塾に通うという
コストを考えれば有難い話です。
教師は大変ですが…。

ですが、田舎所以か、完全なる公立大学主義でした。
とにかく、公立大学に何人合格したのか、
というのが学校のステータスになるのです。
ひどい場合、確実に合格させるために
本人の希望とは異なる大学受験を勧める場合もあります。
弱気になっている受験生は、
その魔の勧めにのってしまい、
さらに地方で大学生活を送る羽目になるのです。
私はその点に関しては意志が強かったのと、
浪人してもいいや、と思っていたので、
センター試験の点数は悪かったですが、
当初の志望校を受験し、合格しました。

実際世の中へ出れば、
東京の私立大学は有利です。
地方の公立大学より偏差値は低くても、
知名度は高いし、就職にも有利です。
僻地の公立大学では就職活動事態が大変ですし。

高校生の頃には、こんなことを知る術がありません。
それは教師の役目だと思います。
何のために大学へ行くのか、
この大学へ行くとその後どんなことになるのか、
将来の可能性を狭めさせないことが教育の義務だと思います。

十代の子どもに、何がしたいかなんて分からないと思います。
その点で言うと、
高校進学の時点で、職業が限定されるような
進路を選ばせることは、
自分の子どもにはさせたくありません。


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