幸せをつかむ歌 メリル・ストリ－プ

先の記事で観た映画はこれです。

音楽がからむ映画はまず、面白くないことはないです（可も無くというのはあります）。
面白くなかったら、相当なものです。

この映画もしかりですが、
大女優、オスカー乱獲者のメリル・ストリープにしてはもうひとつです。

どこに最も焦点を当てたかったのかが、いまひとつ分かりませんでした。
離婚した娘との関係を通して自分の人生も見つめなおす、
というありがちな内容ではありますが、
その娘が映画の途中でどっかいっちゃってます。
彼女の心の傷の修復は？
元夫や息子や息子の婚約者やゲイの息子や元夫の再婚相手や彼氏や、
いろんな人が出てきますが（当たり前ですが）、
それぞれ、どこに注目すればいいか分からなくなった。

最後に息子の結婚式で大団円なのですが、
離婚した娘が立ち直ったのかどうか・・・
母親と一緒にマイクに叫ぶシーンは、
涙が出るべきところだとも思うのですが、
途中で彼女の存在が薄くなってたので、涙が出ませんでした。

とはいいつつも、面白かったです、
ギターの練習なんて、メリル・ストリープにとっては朝飯前でしょうね。
本当に、いろんな役を自分のものにします。
すごいです。
観ても、損はありませんよ。



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