日本、アメリカは私財(親、家族のもの)
ヨーロッパは公共財(国のもの)、
と考える傾向があるということ。
なので、ヨーロッパは教育への公費の投資が大きく、
大学まで無償で行けたりする。
教育を充実させることで、教育を受けた人間が育ち、
将来的に国に利益をもたらす、ということ。
よく、「何のために勉強するのか?」
という議論が起こるけど、
国全体で言えば、まさにヨーロッパの考え方そのもの。
一個人で言えば、
教養を身につけること。
そして、結果的な学歴ではなく、その結果を得るためにどのような過程を踏んだのか、
どのような努力をしたのか、という経験を積むことが目的だと思います。
人間は、経験がものを言います。
経験の同じ人同士は自然と話が合います。
ああ、あのとき、同じセンター試験を受けてたんだ、
そのために同じように勉強してたんだ、
と、小さなことですが、それが価値観なのかもしれません。
一億総活躍社会、
と言ってますが、
多くの人に十分な教育を受けさせることが、その一歩なんではないでしょうか。
公共財を増やすことなんではないでしょうか。

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