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技術系サラリーマン投資しながら映画を観る

ラットレースからの脱却を夢見てます。投資でお金を増やしたい。たまに映画と音楽。

読書レビュー 関ヶ原

 まあ、司馬遼太郎は素晴らしい。

中でもこの関ヶ原、かなり良作では。

 

日本人誰もが知っている関ヶ原

岐阜にあるんですよ?

在来線の旅をしていた時、

ぼーっとしてたら関ヶ原駅ってのに着いてびっくりしたのを覚えています。

歴史の地名って、今も残ってますからね。

違う地方の人間には歴史上の地名でしかないんだけど、

実際に目の当たりにすると、「ここかー!」って。

 関ヶ原へ向かう岐阜、大垣の場面、

関ヶ原での陣取りの場面では

グーグルマップを見ながら読みました(笑)

 

さて、この小説、関ヶ原の闘いへ向かうまでの

家康と三成の行動がメインです。当たり前ですが。

この二人の違いが実に面白い。

三成って、なんかなぁ…負けるべくして負けたんだなーって印象を持ちます。

確かにそうなんだけど。

物語中はへいくわ者で、人の気持ちも考えられない三成には

いい印象はなかなか持てません。

しかし物語の終盤ではそんな三成に対し、

なんて不器用にしか生きられなかった人間なんだ、という印象に変わり

愛らしく思う気持ちすら芽生えます。

これは島左近の気持ちと一緒なのかもしれませんね。

多分司馬遼太郎もそうなんじゃないかな。

 

関ヶ原その時までの、各地の大名の動きを

いろいろ書いてあって、非常に面白かった。

私の出身地の殿様はそういう経緯で関ヶ原に臨んでいたのか!と。

司馬遼太郎の調査力に脱帽。

全国各地の大名がこの闘いへ様々な思いで臨んでいた、すごいなぁ。

 

司馬遼太郎の盛り上げ方はすごくて、下巻はもう一気に読みたい。

島左近、大谷の戦いなんて、涙です。

島津の退却劇も面白い。

そして、最後、密かに天下を狙っていた黒田如水で終わるところなんて最高ですね。

 

今年映画化されるそうですが、

どうでしょうかね。

 

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