ゴーン・ガール
これはですねー、
おもしろいです。
私はこの監督、デビッド・フィンチャーが好きなんですが、
期待を裏切りません。
なんとなく、映像がいいんですよね。
暗い感じ、繊細な感じが。
この監督の映画で一貫しているところです。
特にこの監督、オープニングは絶品です。
今回、街の風景が次々と写される感じでした。
それ自体は、結構普通で、他の映画でも良く見る気もします。
が、何か早い。
1カット1カットの切り替わりがなんか早い。
1秒ちょっと?
印象的にはパッパッっと変わっていく感じです。
さらに、「GONE GIRL」というタイトルや、出演者のクレジットも早い。
これも1秒くらいで消えてしまう。
なんだかこれで緊張感を持ってしまいます。
そしてたたずむベン・アフレック。
ここでこの映画のオープニング、ばっちりきまりました。
さすがです。
内容はですねー、
↓以下ネタばれあります↓
どんな人間にも少なからずある、その人間を演じる、ということ。
演じないといけなくなった時、それが嫌になったとき、何をするのか。
彼女は、「amazing amy」のように自分が完璧ではないこと、
周り、特に親からは完璧なamyとされていることを嫌がっていたのですが、
結果的には、完璧な妻amyを演じることを選ぶわけです。
夫も演じられるはず、と考え。
一方ベン・アフレックは演じられない、と感じる。
演じることは耐えられないと。
緊迫感があって、
善とか悪とか、そういう話ではなく、
面白いです。
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