ドラッグストアーの株価
先日WBSでドラッグストアーの売り上げが大きくなっているというニュースを見ました。
百貨店を抜いてコンビニに次ぐ二位。
そして成長性はコンビニ以上のようです。
確かに、最近のドラッグストアは食料品、日用品を結構売ってますし、
夜遅くまで営業している店舗もありますし、
コンビニのような感覚にもなってきました。
私の住んでいる地域もここのところ
ウエルシアが増えてきたなーと思っていました。
見てみると、株価がかなり上昇していますね。
店増えてきたなーって思ったころに株買っていれば
今頃結構な利益になっていたかもしれません(笑)
以前、WBSで他のドラッグストアーがこれから来る、という話題があった後、
株価が上がっていました。
TVで報道だれたようではもう手遅れではあるのかもですが、
株価は買いたい人によって決まるので、
TVの影響は結構大きいですね。
読書レビュー 関ヶ原
まあ、司馬遼太郎は素晴らしい。
中でもこの関ヶ原、かなり良作では。
日本人誰もが知っている関ヶ原。
岐阜にあるんですよ?
在来線の旅をしていた時、
ぼーっとしてたら関ヶ原駅ってのに着いてびっくりしたのを覚えています。
歴史の地名って、今も残ってますからね。
違う地方の人間には歴史上の地名でしかないんだけど、
実際に目の当たりにすると、「ここかー!」って。
関ヶ原へ向かう岐阜、大垣の場面、
関ヶ原での陣取りの場面では
グーグルマップを見ながら読みました(笑)
さて、この小説、関ヶ原の闘いへ向かうまでの
家康と三成の行動がメインです。当たり前ですが。
この二人の違いが実に面白い。
三成って、なんかなぁ…負けるべくして負けたんだなーって印象を持ちます。
確かにそうなんだけど。
物語中はへいくわ者で、人の気持ちも考えられない三成には
いい印象はなかなか持てません。
しかし物語の終盤ではそんな三成に対し、
なんて不器用にしか生きられなかった人間なんだ、という印象に変わり
愛らしく思う気持ちすら芽生えます。
これは島左近の気持ちと一緒なのかもしれませんね。
多分司馬遼太郎もそうなんじゃないかな。
関ヶ原その時までの、各地の大名の動きを
いろいろ書いてあって、非常に面白かった。
私の出身地の殿様はそういう経緯で関ヶ原に臨んでいたのか!と。
司馬遼太郎の調査力に脱帽。
全国各地の大名がこの闘いへ様々な思いで臨んでいた、すごいなぁ。
司馬遼太郎の盛り上げ方はすごくて、下巻はもう一気に読みたい。
島左近、大谷の戦いなんて、涙です。
島津の退却劇も面白い。
そして、最後、密かに天下を狙っていた黒田如水で終わるところなんて最高ですね。
今年映画化されるそうですが、
どうでしょうかね。
投資信託の状況 全体+23%
投資信託の現状です。
評価損益 +135,920円(+8%)
国内リート、先進国リート、先進国債、バランス型を各1万円積み立て中。
結局バランス型が一番良い成績を出しています。
・MONEX証券
評価損益 +1,113,392円(+20%)
国内株、海外株、国内債を各5千円積み立て中。
こちらは海外株が一番優秀。
今は口座内の資金のみで積み立てを循環させています。
なので銀行口座からの毎月の引き落としはなく、完全に独立状態。
この口座の資金が増えれば、単純に利益が出る一方です。
評価損益 +727,989円(+59%)
こちらも結構歴が長く、いつの間にか1.5倍という利益率に。
1万円積み立て中。
全部合わせて、評価損益 +1,977,301円(+23%)です。
ですが、推移を見ると、昨年11月頃より増加していません。
評価損益は少し減少しています。
まあ、そうは言っても200万円近い利益を出せているわけで、
私の個別株式投資のマイナス分を補っています。
T2 トレインスポッティング 映画鑑賞レビューPick up
いやいや、マジかと。
trainspottingと言えば、一世を風靡したミニシアター系の金字塔。
私の映画人生のターニングポイントでもある。
こんな映画があるのか、こんな世界があるのか、と。
そんなtrainspottingを真っ先に上映した渋谷のシネマライズも昨年閉館。
もう1年頑張ってれば…
地方のシネコンではアニメと胸キュン映画ばかり。
レントンが言いそうな言葉を借りればFucking moviesばかり。
少なくとも日本ではミニシアターブームはとっくに去って、映画人気自体無い。
今の高校生はそんな映画ばかり観てて楽しいのかい?
映画で世界を知って(偏ってるかもだけど)、
文化、歴史、感動、暴力、差別、麻薬の怖さ、性を知った、
そんな中高生時代を過ごした私にとっては耐えられない。
そのうち映画館自体無くなるんじゃないかと危惧する今日この頃。
そんなご時世に(日本では)、
あれほどヒットした映画の続編を作ったダニー・ボイルには感服。
大ヒット作の続編なんて、気が重すぎる…
そして当時のキャスト全員出演、素晴らしい。素晴らしすぎる。感動。
もうつまらなくても、続編でこけてもいいや、と思った(笑)。
が、そうではなかった。
面白かった。
大ヒットtrainspotting後にもたくさん映画作ってるし、確実にレベルアップしてる。
28日後
なんて、ゾンビ全力疾走してるよ!!!!と。
なんて、作品賞獲っちゃってるし。
エネルギー全開だった。
127時間
これすごく好き。痛い!
いろんな映画を撮れる。
どれにも共通しているのは、スタイリッシュで、疾走感があること。
映像がお洒落。
そんなダニー・ボイルがtrainspottingを20年ぶりに。
前作で仲間を裏切ったマークがスコットランドに帰って来るわけだけど、
trainspottingで人気になりハリウッド進出したユアン・マクレガーとかぶる。
期待通りというか、前作trainspottingのシーンが多用されていて、
ちょっと使いすぎなんじゃないか、と思うくらいだった。
正直、前作に囚われ過ぎて、観客の期待するシーンを取り入れすぎて自滅、
というギリギリ、と思ってた。
何故かというと序盤は4人の現在を説明していて、テンポが良いとは言えず、
なんかだらだらしていたから。
前作の思い出話で終わるのかと思ってた。
中盤、レントンが「Choose Your Life」についてベロニカに話すシーンがある。
マークが現在の風潮について罵倒し捲くし立てるシーン、
ここ最高。
前作ではスコットランドについて捲くし立ててたけど、
ここからちょっと映画の雰囲気が変わった。
結局、20年経っても何も変われない大人達の話なのだと。
それを描きたかったんだな、と理解した。
20年も経てば彼らはエネルギーだけでは疾走できない。
走るシーンはあるんだけど、前作のような疾走ではない。
終盤にベグビーが「俺みたいな奴はどうなる」と言うシーンがあるけど、
まさにそこ、変われない。
みんな20年前に囚われていてマークの裏切りから抜け出せていない。
そんなダメなChoose LIFEできていない大人達の話なんだと。
だからこの映画では、前作の映像が多用されているのだと。
多少はファンサービスでもあるかもしれないけど。
ダニー・ボイル自身がtrainspottingに囚われているという演出?
でも少し光が見えたのは、
ベグビーが息子にChoose LIFEさせたこと。
スパッドが本当に良く頑張ったこと。
ドラッグも断ったし、「眠ってた才能が目覚めた」かもしれないこと。
ベグビーって意外といいこと言ってるかも(笑)
この映画は、前作を観てから同じように20年歳をとった人向けだ。
多分この映画単体では全然面白くない。
T2が上映されるから、前作をレンタルしてきて最近始めて観た人にも
多分感じ方が違う。申し訳ないけど。
だって僕は20年間trainspottingを想ってきたのだから。
何故か分からないけど、マークが最後に実家へ帰ったシーン、
ちょっとぐっときた。
何も感動することなんて無いはずなのに。
希望があって裏切りがあって、20年経って、やっぱり失敗して、
やっと彼らは自分の人生を見つめられたのかも。
確かに、前作のような爆発力は無い。
でもファンは観なきゃだめだ。
トミー役の人、出たかったろうなぁ…
ユアン・マクレガー、イギリス帰るのかな?