9月度映画鑑賞レビュー その1
カメラを止めるな! ★★★
ずいぶんと話題になった映画。
ちょっと不安な気持ちももちつつ鑑賞、結果面白かったです。
良くあるような、というか、思い付きそうな脚本ではあるんだけど、
今までにもあったような無かったような、という、
それ程斬新なわけでもないような気もするんだけど、
なんだかよくできてて、引き込まれて楽しかった。
見せ方かな?
ちゃんと辻褄合わせてるとこ、細かいところがよくできてた。
多分テンポが完璧に良かったんだと思う。
なんだかおかしな物語 ★★★
明確な理由なんてある?
そうだよね、そうなんだよ、なんとなく不安だったりするよね。
ぼんやりとした不安。太宰か。
アメリカ人も日本人と同じように、
いい学校、いい職に就いてって悩みしてるんだね、と。
それ程それぞれを深く掘り下げて描写しているわけじゃないけど、
妄想なんかを取り入れてストーリーが面白かった。
高校生のそのままって感じ。
助けてほしくて入院したものの帰りたいとか、
何でこんな人達と並んで薬飲んでるのか、とか、
そういう感情に共感できるお話。
彼女、レディオヘッド好きって素晴らしい。
しかもライブで見てるのね(笑)
音楽良く、さわやかな気持ちになれる映画。
あるふたりの情事、28の部屋 ★★
二人の関係をショートショートで追っていく、
それがホテルの部屋という形で区切られる、
ホテルの一室を舞台にしたロードムービーのような感じ。
1つのストーリーはその一瞬なのだけど、
ホテルの部屋以外の世界で
二人がお互いにお互いを思っている感じが伝わってくる。
実際、恋人でも友人でも、
会ってない時にどのくらい思ってるかだよね。
ああ、辛い関係。
この映画は舞台がホテルの部屋のみ、
登場人物も男女二人のみ、
でも実際は二人の背景にいろんな人がいるわけで、
その影がそれ程強く出てこなかったから、
ちょっと素敵に見えてしまうのだけど…本当は…ね。