技術系サラリーマン投資しながら映画を観る

ラットレースからの脱却を夢見てます。投資でお金を増やしたい。たまに映画と音楽。

11月映画鑑賞レビュー

Train to Busan

新・感染 ファイナル・エクスプレス ★★★★

新感染 ファイナル・エクスプレス(字幕版)

新感染 ファイナル・エクスプレス(字幕版)

  • 発売日: 2018/01/01
  • メディア: Prime Video
 

この映画、韓国映画で、

原題はプサン行き(当然現代のハングルなので、原題の直訳です)、

英題はtrain to Busanで、邦題は新・感染 。

邦題だけ意味違っとるがな…

このどう考えてもB級映画にしか見えない邦題のせいで、

私は絶対つまらない邦画とずっと思ってました。

韓国映画であることすら知らなかった。

こないだゾンビ好きの外国人が、

train to Busanてのがオモシロイヨ。

て言ってたので調べてみたら、新感染やないか!と。

さらに言うとこの邦題のセンスの無さ、

ダジャレにしたうえ、何が新なのか、そして何がファイナルなのか。

案の定この映画面白いので続編出ちゃいましたけど…

1作目がファイナル、2作目もファイナルという副題がつく意味不明さ。

日本の配給会社はもう少し頭をつかってください。

 

ちゅーことで、邦題はB級以下ですが、映画はとても面白いです。

まずゾンビの躍動感が凄まじい。

身体能力すごいやん…

やたら多いガラスドア、ドア割って雪崩れ込む様がすごい、将棋倒し…。

たまに走るゾンビの映画はあるけど、これほどのものはなかなか無いかと。

列車に追い付いちゃうのよ。

このゾンビ見たらウォーキングデッドのゾンビなんて全然怖くないよ。

 

そして人間の嫌な感じが上手いこと表現されててよい。

キツすぎず、甘すぎず、そうなんだよね、

まずは自分が助かることが一番だよねっていう、

割りとリアルな感じがよい。

まぁあのおっさんはちょっとステレオタイプ過ぎてあれですが。

そして、スアンめっちゃかわいいやん。

登場シーンの、布団被っておかんと電話してて、

おとん来たから電話切ってひょこっと顔出すとこめっちゃかわいかったわ。

おとんのために練習した歌、最後まで歌えて良かったな…泣いてまう…。

終わりかたもほぼ完璧だったと思う。

まぁ定石的な流れではあるけど、あれがベストでしょう。

あれより凄いの求めるならクリストファーノーラン・に作ってもらわんといけん。

テンポ良くて、ずっと飽きずに見れる。

エンタメとして映画として十二分に成り立っている。

これは2016年の映画だけど、一気に韓国映画が邦画を突き放した感がある。

この映画を観て、僕はちょっと分かったよ、

あのステレオタイプなおっさん、邦画って、ああいうキャラしか出てこないじゃん?

分かり易く嫌なやつ、分かり易く良いやつ。

でもこの映画の主人公って、嫌な人だけど、自分のこととして考えると、否定できないんだよね。

邦画って、そういう描写ができない、水戸黄門から抜け出せていない。

今鬼のように流行ってる鬼の漫画もそうなんじゃないの?

それってやっぱり見てる側の理解力が低いってことなんだよね…。

 

ワールド・ウォーZ ★★★

ワールド・ウォーZ (字幕版)

ワールド・ウォーZ (字幕版)

  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: Prime Video
 

またまたハイスペックゾンビ映画

2013年だからハイスペックゾンビとしてはtrain to Busanよりも先なわけか。

train to Busanの描写はこの映画の影響がありそう。

ウォーキングデッドをすごくコンパクトにしたような内容、

というか、ゾンビパニック映画としては王道ストーリーかな。

特に悪くもなく、といった感じ。

ブラピも悪くないし、だらだら感もなく、

そこそこスリリングで楽しめる映画だった。

なんかあんま評判良くなかったような気もしたんだけど…

議論の対象はやはり「偽装」の手法でしょう。

生物学的にはありうるのかもね、

要はZはゾンビの形をしたウィルスてことね。

タツムリに寄生して支配しちゃうウィルスもいるくらいだから、あり得なくはないか。

でもウィルスは生物に寄生しないと増えないから、

死体の中で生きている?というのは矛盾があるよね。

基本は、補食されて寄生して増えていくわけだから、

本当はZにならずに、人間を生かしたまま感染させるのが一番いいはずなんだよね。

Zになるとバレバレだから。

その点ではこのウィルスは手法を間違えている(笑)

続編、

デヴィッドフィーチャーが撮ってたら絶対面白かったんだと思うんだけどなー。

フィンチャーゾンビ映画めっちゃ見てみたいわ。

 

悪魔祓い、聖なる儀式 ★★★

悪魔祓い、聖なる儀式(字幕版)

悪魔祓い、聖なる儀式(字幕版)

  • 発売日: 2018/07/05
  • メディア: Prime Video
 

 これはゾンビではなく悪魔の話。

ドキュメンタリー。

悪魔払いの需要が増えているというのは何を意味するんだろうか。

信仰深い人ほど悪魔に憑かれるというから、

原題の状況に不満を抱えている人たちの心のよりどころが信仰なのか。

心のよりどころにするのが信仰なのか、某大統領なのか、

この構図、割と通じているものはあると思うね。

そして西洋人はそうなると盲目的になるから…

悪魔に憑かれたというのは、

何か自分が悪いことしたせいだと信じこんでいる、

キリスト教の懺悔の意味合いと同じなのかな。

まあ、日本人が神の祟りって言うのとと同じ。

ただ現代の日本人は全てにおいて無関心なので、ここまでトランスはほとんどしない。

振興宗教くらいだね。

ただ、あの悪魔に憑かれている状態、

シャーマン的な、一種のトランス状態なんだろうか、

霊媒的な能力」みたいな会話もあったけど、

神父が戦ってくれているという状況で、それに答えるための演技なのか、

全くの演技とは思わないけど、やっぱ一種の催眠的な感じなんだろうなぁ。

西洋の悪魔とか魔女とか、なかなか闇が深そうで面白い。

 

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