技術系サラリーマン投資しながら映画を観る

ラットレースからの脱却を夢見てます。投資でお金を増やしたい。たまに映画と音楽。

2020年映画ランキング

2021年も始まりました。

2020年は41作品を新規視聴。

相変わらず海外ドラマに熱中しているのと、

コロナ禍により新しい映画が公開されなかったため例年より少ないです。

今年は、もう少し映画新作が公開されるといいな、と思います。

ということで、少ない中の2020年に私が観たの映画ランキングです。

 

1位 TENET4.7

TENET テネット(字幕版)

TENET テネット(字幕版)

  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: Prime Video
 

文句なしです。映画館で2回見ました。

誰も考えたこともないような複雑な発想、

それを映像化してしまう、

しかも本当のジェット機を爆発させてしまうスケール、

SFに必要な要素を全て一回りずつレベルアップさせている作品。

SFというか、クリストファー・ノーランというジャンルです。

コロナで新作が上映されない中、一撃でKOです。

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 2位 パラサイト

パラサイト 半地下の家族(字幕版)

パラサイト 半地下の家族(字幕版)

  • 発売日: 2020/05/29
  • メディア: Prime Video
 

正直期待以上の面白さでした。というには申し訳ないくらいの面白さ。

想像の斜め上をいく発想に基づく映画でした。

韓国というハリウッドに比べれば身近な場所で起こる途方もない出来事。

万引き家族はすごくいい映画でした。

万引き家族にスパイスを4倍入れたようなあくの強さ。

 スリリングさはハリウッドアクションにひけを取らず

それでいてなんだが妙に現実的で、しかもエンタメ的にも良い、

終わり方も僕の好みではかなりベストでした。

 

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3位 WAVES

WAVES/ウェイブス(字幕版)

WAVES/ウェイブス(字幕版)

  • 発売日: 2020/09/25
  • メディア: Prime Video
 

これは上位2作品とは結毛色は異なりますが、

これも今のアメリカを映している映画で、

スタイリッシュで鮮やかな映像の中にスパイスが散りばめられていてとても印象的でした。

ムーンライトに近い作品です。

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 4位 オールド・ボーイ

オールド・ボーイ (字幕版)

オールド・ボーイ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 これは2003年の映画。

パラサイトが面白かったのでにわかに韓国映画に興味が。

発想やばめ。

シリアスとコミカルをうまい具合に調合していて、

真面目に考えるとやばい展開をエンタメとして見ることができる上手い作りです。

escape-ratrace.hatenadiary.jp

 

 

5位 ヘイト・ユー・ギブ

ヘイト・ユー・ギブ (字幕版)

ヘイト・ユー・ギブ (字幕版)

  • 発売日: 2019/03/13
  • メディア: Prime Video
 

2009年の映画ですが、くしくも正に今。

BLM運動は決して去年始まったわけではありません。

何回も何回も繰り返されている。

この映画が上映され、その10年後全く同じことが起こっているなんて…

若い高校生の熱い気持ちがぐぐっと伝わってくるいい映画です。

こういう映画から考えを巡らすのもいいと思います。

 

次点

バジュランギおじさんと、小さな迷子

 インド、パキスタン国境という、これまであまりというか全く意識してことの無かった問題に目をむけることができたこと、

インド映画特融の歌踊りとエンタメが非常にいいバランスで、

文句なしのハッピーエンド映画でした。

 

新感染 ファイナル・エクスプレス

新感染 ファイナル・エクスプレス(吹替版)

新感染 ファイナル・エクスプレス(吹替版)

  • 発売日: 2018/01/01
  • メディア: Prime Video
 

 韓国製ゾンビ。

このくそみたいな邦題を付けた人には反省してもらいたいですね。

韓国映画だからって思ってたとしたら、一気に差つけられましたね。

 

2020年ラズベリー作品

ロスト・リバー

ライアン・ゴズリングは俳優やっておきましょう。

 

総括

2020年の私の映画の進度としては、

韓国映画が面白い。ということに気づいたことが大きいです。

総じて言えるのは、エンタメ感とそれ+αの何かを上手くストーリーに組み込んでいます。

その+αの要素は、ハリウッドの平均値よりも繊細です。

パラサイトのアカデミー賞受賞で今後も盛り上がるんじゃないでしょうか。

あの白人組織であるアカデミー協会に認められた、

そろそろアジアから出さないと…という思惑もあったのだとは思いますが、

それが日本ではなく韓国だった。

これをの映画関係者はどう考えてますか?

歯ぎしりして悔しがるのではなく、

とにかく儲かるアニメを上映しとけっていうのなら、もう邦画産業は終わりですね。

社会現象ではなく、面白い映画を作る、それを世界に向けて発信する意気込みが必要なのではないでしょうか。

今の日本のメディアは内向きにしか目を向けていないから、

14歳くらいに簡単に理解できて受けるものしか作らないし

そういうのしか無いから大人の映画IQも育たないんです。

是枝監督を孤軍奮闘させていていいんでしょうか。

 

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